温床の作り方
温床にも様々な作り方があり
これが皆さんにとって正解なのかは
果たして…
【材料】
落ち葉
米ぬか
生草 (保湿と発酵を促進するために)
水 (井戸水を使っています)
【作り方】
1、落ち葉に水をかけて湿らせます。
吸水性がよくないので間をおいて何度かに分けて水をかけてみてね。
(落ち葉を湿らせる理由は、満遍なく米ぬかを付着させるためです。)
2、温床の木枠に湿らせた落ち葉と米ぬかと生草を入れて和える。
3、そしてスキップをするような軽やかでリズミカルな足どりで和えた落ち葉を踏み込む。
【ポイント】
2と3を木枠の高さに合わせて、何度かに分けて繰り返してください。
一気に全量を施すと踏み込めなくなります。
落ち葉や米ぬかの乾いている所があれば
その都度、水をかけてください。
適正水量は60%と言われています。
こちらは、農園長が作成した木枠。
あまり好ましい形状ではありません(笑)
発酵熱を保持するためには
もう少し高さがあった方が良いような…
うまくいけば外気温にもよりますが
3日程で発酵が始まり温床の温度が上がり始めます。
目標温度は60℃
害虫を死滅させるためです。
温度が上がりきらずアブラムシが繁殖しエラい目にあった経験もあり、今は祈るような気持ちで発酵が始まるのを待っています。
こちらは昨年ハウスの中で使用した温床を外の木枠に詰め直しました。
それから更に一年寝かせると腐葉土の完成となります。
山から落ち葉を集めてから腐葉土になるまで2年もかかる宝物。
育苗土に使用しています。
カブトムシの幼虫も宿りますよ♪
追記:温度が上がらず失敗してしまいました。失敗した温床の対処方法と新しい作り方を投稿しておりますので是非ご参照ください
↓ ↓ ↓
3月11日投稿「温床…作り直し」
3月11日投稿「失敗しない温床作り」